リンケージサイクリング 田代 恭崇【MASTER】さん
神奈川県湯河原町にあるスルガ銀行サイクルステーションを拠点に伊豆天城湯ヶ島まで、1泊2日で伊豆中央部を走るサイクリングです。その名も「Tour de SURUGA 伊豆中央ステージ 伊豆中央ステージ AMAGI STAGE 2days 165km」1日目は伊豆天城湯ヶ島まで向かう距離71km、獲得標高1,582mです。湯河原のサイクルステーションを出発して南下、宇佐美から亀石峠（距離約7km、平均勾配6%、獲得標高440m）を上り、東京オリンピックで一部の自転車競技の会場になることに決まった修善寺の伊豆ベロドロームや自転車競技の聖地である日本サイクルスポーツセンターに立ち寄ります。その後修善寺まで下り、スルガ銀行修善寺支店にチェックインしたらランチ小休憩。修善寺の名産しいたけそばや、駿河湾のアジ寿しを堪能したら、午後は標高500mの国士峠を目指します。途中で万城の滝や筏場(いかだば)のわさび田を見学して伊豆の景観地を楽しみましょう。1日目のゴールは天城越えをする旅人の温泉宿、伊豆天城湯ヶ島。その中でも老舗の落合楼村上に宿泊します。登録有形文化財に指定された和とモダンな雰囲気が織りなす空間で温泉と美味しい食事に大満足間違いなしです。登録有形文化財のお宿ながら自転車ウエルカム。室内に置くこともできるので安心して和の趣を堪能してください。
2日目は西伊豆スカイラインを走り富士山の絶景を楽しみながら駿河湾に下り、湯河原に戻る距離94km、獲得標高2,434mのハードな山岳コースです。伊豆天城湯ヶ島を出発して西伊豆スカイライン最高地点の達磨山(標高930m)での上りは距離約13km、平均勾配5%、獲得標高660mです。だるま山高原レストハウスで補給したら、駿河湾に一気に下り”自転車乗りのオアシス”ことチェレステカフェさんにてスペシャルカレーランチでひと休憩。午後は韮山峠頂上を目指して富士見パークウエイのヒルクライム(距離約8km、平均勾配8%、獲得標高600m)です。山伏峠へのアップダウンをクリアして相模湾に戻ります。熱海を抜けたら湯河原に到着です。湯河原のサイクルステーションの足湯でリフレッシュすれば最高の1泊2日の締めくくりです。
1
自転車愛好者のお客さまのための秘密基地。隣接する湯河原支店には足湯がついている。
スルガ銀行とお取引のある方であれば、ご利用希望日の1か月前から3営業日前までにご予約いただき、利用可能。
9.6km
2
サンビーチから南に続く親水公園。熱海市が北イタリアのサンレモ市と姉妹都市であることや、地形と街並みが似ていることから、地中海北部のリゾート地のイメージで整備されています。「南欧・コートダジュール」をイメージした「スカイデッキ」はレンガで、「北イタリア・サンレモ・リヴェラ海岸」をイメージした「レインボーデッキ」は「石」を基調につくられ、渚小公園とペデストリアンデッキで結ばれたエリアは、「南イタリアのナポリ海岸」をイメージし、花や樹木も植えられました。散歩や日光浴、記念写真スポットとして地元の人にも、観光客にも親しまれる場所です。
22.9km
3
静岡県伊東市と伊豆の国市を結ぶ標高451ｍの峠。峠の路傍にあった亀の形をした岩「亀石」に由来する。この亀石はかつての峠道ぞいにあったが、現在では県道の伊東市行き車線の脇に移設されている。
4.7km
4
自転車アトラクションや温泉など、ご家族でレジャーを楽しめる伊豆の遊園地。サイクリングやフットサルの設備も充実しているので、スポーツ合宿にも最適。2020年東京五輪のトラック・MTB競技の開催地。
7.6km
5
バイシクルピット登録店舗。銀行営業時間であれば、空気入れ、工具を利用できる。サイクルラックは常時利用可能。
12.1km
6
地蔵堂川の上流にあるこの滝は、伊豆、天城連山から湧き出た清流が集まり高さ20m、幅6mの瀑布となって落ち、四季を通じて水の勢いが衰えず、落下する様は、迫力満点。ときには霧状になって吹き上がったマイナスイオンたっぷりの水滴が降りかかってくるのは大変気持ちがいい。古くは、「大滝」と呼ばれ、滝の裏側から落下を見ることができたことから別名裏見の滝とも呼ばれる。残念なことに滝裏に続く道は、現在崩壊の危険があるため通行禁止。
4.9km
7
約１５ヘクタール、東京ドーム３個分がすっぽり収まるくらいの大きさの敷地に、段々になった棚田が視界いっぱいに広がる風景は圧巻。 棚田の周りには木が覆いかぶさるように生えているが、これは先人の知恵。
わさびに陽があたりすぎないように日除けの役目をしているそう。筏場のわさび田は『静岡県の棚田１０選』にも選出されており、映画『わが母の記』のロケ地でもある。
2.5km
8
旧中伊豆町と旧天城湯ヶ島町の境にあたる標高500mの峠。カヤの生い茂る広い草原がひろがる。富士山の眺めもよく春は山菜つみ、秋は一面のススキ野原となってハイキングの好敵地となっている。
6.2km
9
「文化財の宿」と称されるように、玄関の他にも本館、別館に当たる眠雲亭、紫檀の巨木を床柱に用いた宴会棟、天井に屋久杉を配した階段棟、応接棟、旧オーナーが使用していた居宅棟など、宿のほぼすべてが国の有形文化財。空気入れ、工具が用意されており、室内にバイクを持ち込むことが可能。